親の会会長挨拶

(平成28年度総会にて)

 

平成28年度総会挨拶

  

本日はお忙しい中、埼玉県難聴児(者)を持つ親の会の総会にご出席くださいましてありがとうございます。

昨年度は秋に予定していた親子で遊ぼう森林公園が2週連続の雨で中止となってしまいました。そこで、予定にはありませんでしたが、加須のげんきプラザで運動会を行いました。真冬の寒い日にもかかわらず多くのご家族が参加してくださいました。また、この日は、親の会の行事では初めて、UDトーク音声文字変換アプリを試してみました。体育館という広い空間の中で、なかなか上手くはいきませんでしたが、今後新たな情報保障の一つになっていくものと思われます。

さて、今年の4月から障害者差別解消法がスタートしました。この法律で、今後障害児、者に対する差別が減っていくことは間違いありません。しかし、障害児、者本人、そして私たち親が、意識を持って行動を起こさなければ何も事態は変わりません。この法律に則り、正々堂々と主張して世の中の差別を一つ一つなくすことが大切になると思います。

  この差別解消法の中で。合理的配慮ということばがあります。合理的配慮とは障害のある人が日常生活において受ける様々な制限をもたらす原因となる社会的障壁を取り除くために、障害のある人に対して、個別の状況に応じて行われる配慮をいいます。

 

また、本日も手話通訳の方が来てくださっていますが、県内の各市に手話通訳派遣事業が実施されています。しかし、その事業は、中学生や高校生が利用できない制度だそうです。中学生、高校生の聴覚に障害を持つ子どもたちの自立を促進できる手話通訳派遣事業に変えて行かなくてはなりません。

 

差別解消法のスタートは本当に入り口に立ったところだと思います。私も勉強不足で、子どもがもらってきた学校のプリントで差別解消法の内容を理解しました。今日もこのあと、講演をいただきますが、私たち親も学び、情報を集め、社会に目を向けていかなければならないと思います。 

 親の会でも、今年度も恒例の行事とともに研修会も企画しています。通信等でご案内していきますので、ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。今年度もよろしくお願いします。